自分たちで守る使命感
消防団員が総合訓練

photo[3] 秋の全国火災予防運動(9日〜15日)期間中の12日、新宮市消防本部は同市佐野の新宮港緑地で総合訓練を実施した。消防団員(11分団)と団本部、消防職員合わせて158人が参加して放水や礼式訓練などを行った。
 実災害に即した訓練を消防団員主体で行うことにより、団員の技術向上と知識の習得を目的に、同時に消防職員の訓練時での安全管理意識の向上が狙い。
 訓練に先立ち田岡実千年市長が、先月の台風21号の豪雨による浸水被害での救助活動や先日の相筋火災での活動に感謝を述べ「この訓練を通して、団員相互の連携を密に火災、風水害や来るべき南海トラフ大地震に備え、市民の安心・安全な暮らしを守るためしっかりとした体制を築いていただきたい」とあいさつ。竹内由定団長も「私たちの町は私たちで守るという使命感で、地域防災の要として全力を」と激励した。このあと、礼式訓練と資機材取り扱い訓練グループと放水訓練グループに分かれ、それぞれ分団ごとに訓練を開始した。
 資機材取り扱い訓練では、ホース(1本約20メートル)の運び方や筒先の持ち方など基本を中心に説明、実演が行われていた。ポンプ車を使った放水訓練では途中のホースの穴から水漏れが見つかり、ホース取り換え訓練もあり、団員らは真剣な表情で取り組んでいた。
 最後に、海野裕二消防長が「いずれの訓練も今後の消防活動に重要な役割を果たすものであり、今後も繰り返し訓練を重ね、来るべき災害に備えていただきたい。近年、異常気象により自然災害も巨大化しており、大規模火災も多く発生している。消防本部だけでは対応が困難であり、消防団の協力は必要不可欠。今後とも市民の安全、安心の確立のため連携をさらに密にして、消防体制の充実、強化に取り組んでいく」と講評して訓練を終えた。
 同日は、熊野川町でも同町を担当する分団が訓練に取り組んだ。

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