手作業での収穫を体験
丸山千枚田で「稲刈りの集い」

photo[3] 熊野市紀和町の丸山千枚田で10日、「稲刈りの集い」があり、オーナーや地元住民ら約900人が黄金色に実った「あきたこまち」を手作業で収穫した。
 丸山千枚田は、高低差160メートルの谷合に段々に折り重なった1340枚、7・2ヘクタールの棚田。全国的にもまれな歴史的遺産として保存するとともに、観光振興にもつなげようと、オーナー制度をとり入れている。22年目となる平成29年度のオーナー数は124組、789人。
 今年も5月にオーナーらの手によって田植えを行い、その後は地元の丸山千枚田保存会の会員らが世話を行い、この日の稲刈りを迎えた。収穫量は全体で約130俵(7800キロ)を見込んでいる。
 参加者は送迎バスで順次会場入り。本部で受付を済ませた後、それぞれの立札のある田んぼに移動し、鎌を手に稲を一つ一つ丁寧に刈り取った。収穫した稲はその場で下がりにつるした。
 熊野市と地域連携協定を結んでいる相模女子大学(神奈川県相模原市)からは学生ら約30人が参加。平林里紗さん、横山千花さん、眞板美月さん(いずれも1回生)の3人は丸山千枚田保存会の会員らに教わりながら作業を進めていた。3人は「田園風景がすごくきれい。普段にはまず経験できない稲刈りを、地域の方々と交流しながら経験することができてよかったです。手作業での稲刈りはすごく体力のいることで、高齢者には大変だと思います。これからもいろいろな方に体験してもらい、棚田を守っていってほしい」と話した。
 会場では、写真愛好家も多数訪れ、美しい棚田の風景を意識しながら、収穫作業の様子をカメラに収めていた。

photo[6]

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今月のニュース

2017年11月
« 10月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

社説

  1. editorial-5-300x220

新聞広告ガイド

印刷各種承り中

ページ上部へ戻る