伝統の踊りを継承
平尾井薬師堂 夏の例祭

photo[1] 紀宝町平尾井の集会所で14日に地区の盆踊り大会、16日に平尾井薬師堂(石負山仏願寺)の「夏の例祭」の盆踊りが行われた。例祭では薬師堂で法要を行い、町の無形文化財の平尾井踊りも奉納。夜は雨のため同所へ約40人が集まり、今年最後の踊りを楽しんだ。
 薬師堂は白河法皇が建立を勅願したものとされている。夏になると毎年区民は薬師堂での奉納などのために平尾井踊りの練習会を開催。今年は入門者向け、本番への準備に普段の倍の6日間の稽古(けいこ)を行ってきた。
 16日の盆踊り開始前に世話人の林杜谷区長は「あいにくの雨だったが、ここで思い切り踊ってもらえれば。今日が今年最後の踊りになる。皆さん、頑張ってください」とあいさつ。それを皮切りに林区長らが盆踊りの「くどき」を歌い、太鼓も鳴りはじめると、参加者は日の丸の扇子を持ち、リズムにあわせて踊った。休憩をはさみながら皆で「三つ拍子踊り」や「御浜踊り」など13曲を満喫。最後の「我先踊り」では「くどき」が終わっても鳴り止まない太鼓にあわせ、男たちが激しい踊りを披露した。
 祖父の跡を継いで2年前から太鼓をたたき続けている上地洋斗くん(紀南高1)は「太鼓はやっぱり難しい。それでも本番に曲を通しでやってみて、楽しかった」と笑顔で語った。
 14日の盆踊り大会にも地域住民約100人が集まり、大人も子どもも一緒になって13曲を踊りきった。盛況だった夏の例祭、同大会に林区長は「平尾井踊り用の浴衣も、50年ほど修繕しながら使ってきた。これからもできる限り続けていければと思っている。今年も大勢の大人や子どもたちが参加し、踊ってくれるのを見て、あらためてまだ続けられると感じた」と述べた。

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