自然に触れ、仲間と交流
「土と水と緑の学校」が開校

photo[4] 「第34回土と水と緑の学校」が9日、新宮市で始まった。同市高田にある高田グリーンランドで開校式が行われ、新宮市と大阪周辺の子どもたち90人が3泊4日の自然体験をスタートさせた。
 日ごろ、自然体験をする機会の少ない子どもたちが、大自然の中で生活することにより、自分たちの住んでいる地球の基本である「土」、「水」、「緑」について学び、その役割や大切さに気付くことを目的に、毎年この時期に実施している。体験を通じて成長期における精神のバランスを保ち、創造力、協調性、リーダーシップ、チャレンジ精神を育むことも狙い。主催は公益社団法人アジア協会アジア友の会、新宮市教育委員会、新宮市、一般財団法人新熊野体験研修協会。
 体験学習は寺子屋形式で実施。子どもたちは4班に分かれて、▽土=土の生物観察や野菜採集、ドラム缶風呂などを体験▽水=水生生物について学び、カヌーを体験▽緑=生物が生きるために必要な酸素を作り出す植物、森林の働きや、人々との関わりをハイキングしながら学ぶ▽海=磯を観察して海の中の生物について学ぶ。船に乗ってホエールウオッチングを体験▽心ふるさと=アジア・世界の環境や人々の暮らしの様子をスライドで学び、人間相互の助け合いや環境保全に向けて自分たちに何ができるか考える¦などの活動に取り組む。
 開講式では、楠本秀一教育長が公務のため欠席した田岡実千年校長(新宮市長)に代わってあいさつ文を代読。「この地域の自然を大いに学ぶとともに、グループでの共同生活を通じて一人一人が自分の役割を考え行動してください」と激励した。
 アジア友の会の村上公彦事務局長は「この学校も、世界有数の環境プログラムとして知られるようになりました」と取り組みの成果への確信や今後に期待を寄せ、「中身の濃いプログラムになるよう頑張って。友達をいっぱい作って」と呼び掛けた。
 新宮市立光洋中学校3年の尾崎戒音(かいと)くん、NPO法人京田辺シュタイナー学校8年の(中学2年)の吉田菜那子さんが参加者を代表して宣誓。子どもたちは自然と触れ合い、仲間たちとの交流を深める生活に臨んでいった。

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